2020年の洋楽ベストソング トップ10

2020年は、あらゆる面において悲惨な一年でしたが、音楽はその例外となりました。アーティストの中には、自身の知名度やスキルを上げた人もいれば、自分の抱える問題や考えを深く掘り下げた人もいました。そして、できる限り楽しい曲を作ろうと努力したアーティストもいました。2020年にベストソングを生み出したアーティストは、一体誰だったのでしょうか?

ストレイキッズ『バックドア』

ストレイキッズの楽曲は、ジャンルの分類が難しいです。この『バックドア』では、その傾向がよりはっきりと現れています。色々な要素が取り入れられたこの楽曲は、複雑ながらも、キャッチーで、とても楽しいものです。

ダディ・フレイル『Think About Things』

アイスランド生まれのアーティスト。この楽曲は、ユーロビジョン・ソング・コンテストで、優勝を狙う予定でした。しかし、コンテストの中止を受けて、ラジオとネット上にて人気を博しました。温かくて、愛おしく、ファンキーで、そしてキャッチーな楽曲です。曲中に流れてくるカッコいいベースを聴くと、リビングでも思わず踊りたくなります。

マック・ミラー『Good News』

『Good News』は、2018年にマック・ミラーが亡くなって以来、初めてリリースされたシングルです。この楽曲は、以下の歌詞の通り、彼が回想しながら、悲しい気持ちを綴った曲です。「もう疲れることに疲れたよ。どうせ燃やしてしまうのに、なんで美しいものを作らないといけないんだい?」

SZA(feat.Ty Dolla $ign)『Hit Different』

この楽曲は、ヒップホップを代表するアーティストであるTy Dolla $ignによる、エモーショナルなコーラスから始まります。彼のガラガラ声と、SZAの滑らかな声、そして驚くほどシンプルな楽曲が、家で過ごす自粛期間にぴったりです。

フィービー・ブリジャーズ『I Know the End』

『I Know the End』は、ミュージシャンとツアーの愛憎関係がテーマに描かれた楽曲です。フィービー・ブリジャーズは、旅先で感じる退屈さとリラックスした自宅での生活について、夢見心地に歌っています。これは、憂鬱な気分に捧げるラブレターです。ストレスを発散するために、思わず叫びたくなる衝動が表現されています。

ボブ・ディラン『Murder Most Foul』

この楽曲は、ジョン・F・ケネディ殺害事件がテーマになっています。ボブ・ディランは、静かなピアノとバイオリンを伴奏に用い、彼自身も共謀者の一人であるかのように綴っています。

ミーガン・ジー・スタリオン、ビヨンセ『Savage Remix』

ミーガン・ジー・スタリオンのオリジナルソング『Savage』は、素晴らしい曲です。がしかし、ビヨンセが参加したこのリミックス版は、またさらなる魅力が増し、ほぼすべての人気チャートで1位を獲得しました。この楽曲のリミックスには、女王・ビヨンセ自身も参加しており、ミーガン・ジー・スタリオンのシングルを完全にリメイクしました。

バッド・バニー『Safaera』

2020年は、バッド・バニーにとって最も多作な一年でした。中でも、『Safaera』は彼の代表作です。この作品には、2000年初期のプエルトリコのパーティーを彷彿とさせるような、サウンドが詰まっています。レゲトンに合わせて、汗だくになりながら踊る人々で賑わっているようなイメージです。

クリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンズ『People I’ve Been Sad』

新型コロナウイルスが世界的に流行し始めた頃にリリースされた楽曲です。人生は芸術作品を真似ることがよくあると歌われています。現在、私たち全員が悲しんでいる状況だからこそ、この曲は人気を集めているのです。

カーディ・B、ミーガン・ジー・スタリオン『WAP』

現在、カーディ・Bと、ミーガン・ジー・スタリオンほど、影響力のあるラッパーは他にいません。タッグを組めば、エネルギッシュな2人のラッパーが、さらに輝くのです。『WAP』は、人気チャートで君臨し、セクシャリティや性の健康を巡る論争を巻き起こしました。

リビングで名曲を聴いて、くつろいだひと時を過ごしませんか?ぜひ、聴いてみください!